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石坂奈都季 –Natsuki Ishizaka 19歳
都立高校出身の大学2年生
生徒会活動
高校時代は生徒会長を務める行動派。廃止の危機にあった学園祭を守った高校の救世主的存在
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志保「なつきのあの一言がなければ学園祭はなくなってたね」
なつき「志保が皆を盛り上げてくれたからできたんだよ」

高校2年生のとき、私は生徒会長として学校最大の危機に直面しました。学園祭が廃止されそうになっていたのです。私は全校集会で「生徒たちに相談なしで話をすすめることは遺憾です」と言って、アンケートを配りました。すると、同じダンス部の志保が「なつきがんばって!」と大きな文字で書いて応援してくれました。そんなに話をしたこともなかったけど、共通の大切なものを守るために、志保は大切な同志になりました。私がいくら動いてもみんなは受身だったのに対して、志保だけは「今どうなってるの?」「大丈夫?」って生徒会室に何度も来てくれて、クラスメイトにも生徒会がやっていることを伝えてくれました。志保のおかげで最後まで頑張って交渉を続けることができ、行事の継続が決定!2人で泣いて喜びました。志保ほどお互いに刺激しあって一緒に何かを取り組めた友達は、今までいませんでした。ともに成長しあえる友達。これからも大切にします♪

◆2人は高校の同級生ですよね。クラスも同じだったんですか?

志保:同じクラスになったことはないよね。

なつき:部活はおなじダンス部だったんですけど、私が生徒会活動を理由に全然行っていなくて・・・。幽霊部員どころじゃなかったよね(笑)だから廊下で会えば、挨拶を交わす程度の友達だったかなぁ。

志保:確かに!なつきを部活で見たのって数えられるぐらい少ないかもしれないです(笑)

◆そんな二人の関係を変えるきっかけは?

なつき:行事縮小問題!

志保:私たちの出身高校では、9月に合唱祭、文化祭、体育祭、後夜祭を一気にやってしまう伝統行事があったんです。中心になるのは受験を控えた3年生。生徒たちの中にはその行事がやりたくて入学してくる子もいるほどうちの学校の名物でした。でも先生やOBからは「受験勉強の邪魔になる」といった反対の声があがっていたんです。それで行事改革したのが奈都季だよね。

なつき:行事改革って言うとなんか大げさかもしれないんだけど・・・私には私たち生徒側も、「伝統だから」っていう理由だけであいまいにこなしているところがある気がしてたんです。

だから生徒会長として「今私たちの行事は危険にさらされている」って動くことで、私たちにとって行事ってなんなんだろうってことをみんなで一緒に考えたかったんです。

◆そんな会長を見て志保はどう思ったの?

志保:「奈都季って行事のことこんなに真剣に考えてるんだ」って初めて知りました。特に、印象に残っているのは全校集会かな。奈都季が先生たちに向かって「生徒たちに相談なしに話をすすめることは遺憾です」ってみんなの前で言ったんです。しかもそこで先生が「ちょっと待った」って出てきてびっくりしました。遺憾なんて言葉、女子高生は使わないだろーっていうかめっちゃ怒ってるよ」って。

なつき:集会後ものすごく不安だったんですけどね。あんなこと言っちゃって、生徒がのってこなかったら私一人じゃんって。でも一人じゃなかったんです。その集会の後に「行事はどうあるべきか」っていうアンケートをとったんです。その集計のとき、一人だけずばぬけて用紙いっぱいに意見を書いている人がいた。無名でいいのに「清重志保」って書いてあって(笑)。最後に「なつきがんばって!」ってメッセージがあったのがすごくうれしかったですね。

◆お互いにとって相手はどんな存在?

なつき:受身だった人が多かったのに対して、志保は「今どうなってるの?」「行事は大丈夫かな?」って生徒会室にきてくれた貴重な同級生でした。「がんばっていれば誰かが見ていてくれてる」ってことを私に教えてくれた、私の中でとっても大きな存在です。

志保:私も奈都季がいたから行事に一生懸命に取り組めました。高校時代=青春だった!ってかんじ。3年生で2組のチアリーダーを努めたんですけど、「自分たちで守った行事を思う存分楽しもう」って高校時代を満喫できました!

なつき:志保がチアリーダーになったのは、2組の人のみんなの共通した意見だったと思うよ。今までどちらかというと副班長っていうか、裏でみんなを支えるっていう志保に、最後は主役をやってほしかったんだよね。そういえば志保、2組は白団だからって白のエクステつけてたね。懐かしい!

志保:電車乗るの恥ずかしかったわー。あぁ若い!