長島千佳
保育園のアルバイト
高校生の時から保育園に関わりはじめ、現在もアルバイトとして働いている。女性が生き生きと働ける社会を目指して、来春からは下着メーカーにて勤務予定。

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ボランティアなんて大それたことじゃなくて、ただ子どもが好きだから始めたことなんです。

「保母さんになる!」小学校の卒業文集にそう書いてある。私は昔から子どもが大好きで、高校生の時には友達のお母さんが働いている保育園によく遊びに行っていた。それってボランティア?なんてよく聞かれるけど、そんな大それたことをしていたつもりはなくて、ただ子どもと遊ぶのが好きだから行ってたんだ。はじめはただ遊んでいただけだけど、いつからか園長先生にいろんな仕事を手伝わせてもらえるようになったの。そして大学生になってからはアルバイトとして働けるようになった。大好きな「子どもと遊ぶ」ということが、「バイト」っていう形の「仕事」になった今、もちろんいろんな苦労があるってわかってきた。だけど、赤ちゃんが大きくなって「ちかせんせい」って呼んでくれるようになるあの嬉しさには変えられない!

◆なぜ保育園でのバイトをはじめたのですか?
もともと小さい子が大好きで、小学校の卒業アルバムには「保母さんになる」って書いてあります。でも実際は小さい子と触れ合う機会ってなかった。そんなときに高校の友達のお母さんが保育園を始めたんです。「きゃーかわいい」っていいながらそこに遊びに行くようになったのがきっかけです。

◆高校のときにボランティアとして始めたということですか?
ボランティアっていう意識はありません。ただ子どもと遊ぶのが好きだから行っていたら、園長先生から色々な仕事を任せてもらえるようになりました。大学生になってからはアルバイトとして働けるようになったんです。

◆具体的にどんな仕事をしているんですか?
オムツの交換をしたり、朝の会で歌を歌ったり、おさんぽをしたり。ご飯の時間は、歯ブラシ、トイレ、お昼寝を流れでやらなければならないのでとても大変です。

◆どんな気持ちで仕事に臨んでいますか。
楽しい反面、責任は常に感じています。命を預かる仕事なので、決して気はぬけません。

◆一番楽しい!やっててよかった!って感じる瞬間ってどんなときですか?
4年以上保育園にかかわっているので、子どもたちそれぞれの成長を実感することができます。特にしゃべれなかった子が「千佳先生」ってはじめて言ったときのうれしさにはどんな苦労にも変えられないです!あとは立てなかった子が立てたときとか。

◆保育園のバイトを通しての「気づき」って何ですか?
親ってすごいってことかな。バイトを始めた頃は、子どもたちのことしか目に入っていなかったんですけど、だんだんお母さんたちの努力が見えるようになりました。私が高校生の頃は、家に帰るのも遅かったし、けんかも多かったし、親に感謝することなんてなかったんです。でも大学生になって、一人暮らしをして、さらに保育園でアルバイトを始めて、子育てって本当に大変なんだって実感しました。それからは親に感謝するようになりました。地元に帰ると「私小さいときどんな子だったの?」なんて話もしますよ。

◆4月からはいよいよ保育園の先生になるんですか?
それが違うんですよ。下着メーカーに就職します。先ほども話したように、保育園でのバイトを通して子どもだけじゃなくてお母さんたちに注目するようになって。保育園に子どもをつれてきているお母さんってだいたいが働いている人なんです。今の社会で子育てと仕事の両立ってすごく大変。すごいですよね。だから働く女の人がいつまでも輝いていられるようなお手伝いをしたいという想いから下着メーカーへの就職を決めました!

◆最後に、高校生へメッセージをお願いします。
私は子供が好きだからよく保育園に遊びにいっていた、それがいつのまにかボランティアになり、アルバイトになりました。「好き」っていう純粋な気持ちを大事にしていろんなことにチャレンジしてみてください。